連立方程式の場合--4次元方程式の実数解

次の方程式の実数解を求めるプログラムを作成せよ.
\begin{displaymath}
\left\{
\begin{array}{rcl}
f_1(x,y) & = & x^2 + y^2 -1 = 0\\
f_2(x,y) & = & y + x^2 - a = 0\\
\end{array}\right.
\end{displaymath} (18)

式(18)の解$(x,y)$は, 幾何学的に,関数$f_1$(単位円)と関数$f_2$(放物線)の交点座標を与える. これはもちろん$x$についての4次方程式を解く問題と等価である.

1 に示すように,交点(実数解)の個数はパラメータ$a$によって 変わる.手計算によっても$a=1.0$の場合,実数解が $(x,y)=(1,0)
(\mbox{重解}), (0,1),(0,-1)$ の3個,$a=-1.0$の時, $(0,-1)(\mbox{重解})$が1個ということが分かる.

なお,Jacobi行列は,

\begin{displaymath}
\frac{d\bm{f}}{d\bm{x}}(\bm{x}) =
\left(
\begin{array}{cc}
2x & 2y\\
2x & 1
\end{array}\right)
\end{displaymath} (19)

となる.



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